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芽依「終わってしまったね」
みにょん「何が終わってしまったのですか?」 雛野「ECO」 みにょん「今更すぎませんか。8/31にサービス終了したというのに」 雛野「今更だけどこのブログも一区切り付けたかったんだってさ」 芽依「まぁ、何だかんだと色々やらせてもらったからねー。で、二人はこれからどうするの?」 みにょん「私はエオルゼアにいます。そちらでも変わらずヒーラーですね。名前は変わりましたが、中身は私です」 雛野「わたしは……どっかにいるよ。きっと。わたしっぽいが多分ね」 芽依「雑だなぁ。私もエオルゼアにいるよ。そっちじゃ槍術やってる」 みにょん「雛野もエオルゼアに引っ越しましょう」 雛野「なんでECOブログなのにFF14の話ばっかすんだよこいつら!」 芽依「まぁまぁいいじゃない。さて……皆さん、今まで、お世話になりました」 みにょん「私達に関わって下さった全ての方々に、感謝を込めて」 雛野「みんなありがとう! もしかしたら、ECOの小説を書くかもしれない。その時はここを使って書くから!」 芽依「それじゃあ、また会う日まで。さようなら!」 PR |
雛野「SNSでECO復帰するーって言っておきながらこの始末!」 芽依「何してたんだ…。」 雛野「それはちょっと、えーっとここで言うには憚られるものなので。」 みにょん「…見損ないましたよ。」 雛野「はっ!?いや違うから!私事でやらなくなっただけだから!」 みにょん「そうですか、ならそうと言ってくださいよ。」 みにょん「まぁ、それはさておき。皆様今年もよろしくお願い致します。」 芽依「隠居気味だけどそれなりに活動はする予定だから、よろしくね。」 雛野「コンゴトモ ヨロシク・・・」 芽依「悪魔かッ!!」 |
みにょん「~♪」
芽依「なんか機嫌いいね?」 雛野「マスターやってるリングで飛空城が完成したんだってさ。滅べば良いのに。」 芽依「なんでそんなヘイトフルなんですか雛野さん…。」 雛野「起動頻度が減ったというか、エンシェントアークか演習くらいにしか行かなくなったわたし。あとよそもの。」 芽依「……。」 みにょん「私はつい先ほどまでディメンション氷結の坑道に行ってました。」 芽依「…は?いや私そこ行けないんですがー!?」 |
その日、雛野は特にやることもなくアップタウンをぶらぶらしていた。 街にはゴーレムと呼ばれるマリオネットの一種が店番をしていて、暇を潰す為のウィンドーショッピングには最適だった。 ヘアカタログや綺麗な洋服の値段を見てはため息を吐き、いつか買えたらと思いつつぶらぶらしていると、いきなり肩を叩かれる。 知り合いかな?と思い振り返ると、見知らぬエミル二人組がそこには居た。 「姉ちゃん暇ー?今から俺たちと一緒に遊ばないー?」 どうやら、ナンパをされているようだ。なんでわざわざ私に、と思いながら面倒くさそうに、 「あなたたちと遊んでいる暇はないです。」 と言い放つ…が。男達は引き下がらなかった。 「ええー、そりゃないだろー。ねぇ、頼むよー。一緒に遊ぼうぜー?楽しいよ?」 「だから、遊んでいる暇はないって―――。」 と、その時…不意に横から声がした。 「こんな所に居たのか!探したぞ。さ、行こう。」 「え、えっ?」 声の主を見る間もなく、手を引かれてどこかに連れて行かれる。 男達は、舌打ちしてどっかに行ってしまった。 「…ふう、ここならいいだろう。」 ようやく手が離れて、その時に声の主を見る事が出来た。 「お前、大丈夫か?」 そう言って問いかける男は……。 「あっ、ああああ!!あの時の!!!」 紛れもなく、あの時雛野を誘拐した男、『銀』だった。 「ん…?って、お前は。」 「忘れたとは言わせないよ!あんたに捕まったんだからね!!」 「あ、ああ…すまんな。」 あっさりと謝られて拍子抜けをする雛野。 「えっ?」 「いや、命令とは言えお前には酷い事をした。」 「あ…うん…。」 「俺はアルジェント。もし良かったら埋め合わせをさせてくれ。」 「埋め合わせ…?なんで?」 「あのときのお詫びだ。だから、今から時間があれば茶の一つ位は奢らせてくれ。」 「…ふうん……んーまぁ、分かった。そう言うなら、お願いします。」 そう言って、アルジェントにぺこりと頭を下げる。 「そうだな、俺が良く行く喫茶店が近くにあるんだ。そこに行こう。」 「分かった。着いてくね。」 数分後、喫茶店に着いた。テーブル席で向かい合わせに座ると、アルジェントはさっとメニューを雛野に差し出す。 「あ、ありがとう。」 「ああ、ゆっくり決めて良いぞ。」 そう言って出されたお冷やを一口。 「…男の人とこうやってお茶するのって、初めてでちょっと緊張しちゃうな…。」 雛野がそう呟いた言葉をアルジェントは聞き逃さなかったようだ。 「そうなのか。まあ俺は特に下心は無いから安心してくれ。」 「う、うん。」 それから、雛野は紅茶、アルジェントも紅茶を頼む。 「ん?紅茶…?」 「ああ、ここは紅茶が美味いからな。珈琲は別の所で飲む。」 「へえ、そうなんだ…。」 それから、他愛もない会話をして、カップが空になった頃。 「…今日は、ありがとう。ビックリしちゃった。」 「ん、気にするな。」 「…うん。あの、連絡先、良かったら交換してもらってもいい?」 「ああ、良いぜ。これでいいか?」 そう言ってアルジェントは携帯型通信端末を取り出す。 雛野も同じように取り出して、お互いの連絡先を交換した。 「よろしく、ね。」 「ああ、よろしく。さて、そろそろ出るか。」 「…ん、分かった。」 そう言って二人は店を出る。支払いは言った通りアルジェントが全て支払ってしまった。 やっぱり悪いかな、と思い財布を出そうとすると。 「気にするなよ。こっちも、楽しかった。」 「…うん。」 楽しかった、と言われてちょっと照れてしまった。 「それじゃあ、送ろうか?」 「…いや、ここでいいよ。ありがとね。」 「そうか。分かった。じゃあまたな。出来れば仕事以外で会えればいいな。」 「うん。またね。」 アルジェントと別れて、家路に着く。 「うああ…なんで照れてるんだろ…。」 雛野は自分の行動に不審を覚えつつ家に帰ると、みにょんが出迎えてくれた。 「おかえりなさい。雛野、にやけてませんか?」 「えっ!?」 思わず口元に手を当てる。 「冗談です。でもちょっと嬉しそうな顔はしていましたね。」 「そ、そっか…嬉しそうな、ってうーん…。」 悩みながら、自分の部屋に戻っていく。 部屋に入ると、ベッドにダイブして通信端末を開いて、アルジェントの連絡先を眺める。 「そう言えば、男の人と連絡先を交換したのも初めてだなあ。」 そう思うと、照れで少しだけ顔が熱くなるのを感じる雛野だった。 |
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