クロスオーバー 序章

歩んだ軌跡　-The locus which followed-
Turm der Luftspiegelung 合同作品

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アクロポリス・ダウンタウン

雛野「ああ、お金お金で嫌になっちゃう…。ケーキ20ホール分のツケはおおきい…。」

雛野「そう言うわけで…、ルーランさーん！」



ルーラン「おや、雛野。何かしら？」



雛野「仕事ない？」

ルーラン「そうね………とても難しい仕事だけど、成功したら報酬は弾むわ。」

雛野「まじで！やるやる！」

ルーラン「ただ、貴方一人では無理な仕事よ。誰かと一緒でないと…。」



ルーラン「あら、ちょうど良い所に。」

ルーラン「クロティア、ちょっとこちらに来なさい。」



クロティア「へ？あたし！？」

ルーラン「さて、二人とも…これはスカウトギルドからの依頼よ。」



クロティア「ちょっ…ちょっと待って！話が見えないんだけどっ！！ってか、なんであたし巻き込まれてるの！？」

ルーラン「あら、何でって…暇でしょ？」

クロティア「暇じゃないって！！」

ルーラン「さて、依頼内容なのだけど…。」

クロティア「無視したな…。」

ルーラン「軍上層部の人体実験を止めてもらいたいのよ。」

雛野「…人体実験だって？」

ルーラン「ええ、そうよ。ただしスカウトギルドでも全容を把握できていないから、貴方達にお願いしたいの。」



クロティア「スカウトギルドが把握出来ない内容ねぇ…ええと、それであたし達は何をすれば良いの？」

ルーラン「まず真偽の確認をしてちょうだい。」

ルーラン「その結果人体実験が行われている事が確定したら情報の奪取と実験をやめさせる事ね。」

雛野・クロティア「「了解！」」

ルーラン「では、よろしくお願いします。」






























クロティア「結局押し切られたよぉ…まぁ、何時もの事だけど…。」



雛野「えーっと、何さんだっけ？あ、私は雛野って言うよ。」



クロティア「へ？雛野？…どこかで聞いた気が…。」

雛野「え？」

クロティア「いや、なんでも無い。…えっと、あたしはクロティア。雛野さんね、よろしく。」



雛野「宜しくね。んとじゃあ、私は有益な情報を掴める人のところに行くね。」

雛野「あ、これ私のウィスパーのアドレス。何か分かったら連絡お願いしま～す。」

クロティア「分かったわ。」

To be continued.....