クロスオーバー 第三章

歩んだ軌跡　-The locus which followed-
Turm der Luftspiegelung 合同作品

歩んだ軌跡のお話はこちら

アクロポリス・アップタウン

雛野「あー、もしもし、クロティアさん。場所分かったよ！」



クロティア「えっ、ホント！？」

雛野「うんうん。取りあえずアクロニアの地下は軍関係者しか入れないみたいだから…憑依してね！」

クロティア「…それってばれない？」

雛野「あ！！」

クロティア「アップタウンでも憑依抜け禁止なんだから…軍施設なら尚更よ。」

雛野「そーでした。じゃあインビジブル…。」

クロティア「それもインビジブルブレイクが敷いてあると思うわ。」

雛野「うーん………分かった、実力行使。それで行くよ。」

クロティア「…分かったわ。それで行きましょう。」

クロティア「…念の為、戦闘の準備をして置いた方が良さそうね…お互い準備が済んだら落ち合いましょう。」

雛野「うん。それじゃあ、南可動橋で待ち合わせね！また。」

ぴっ



雛野（準備…後の事を考えて、一応芽依に連絡しておこう…。）



アクロポリス・アップタウン上空「芽依庭」


♪～♪♪～～♪～♪～～～♪～



芽依「もしもしー？」

雛野「あぁ、芽依？今から協力者と一緒に兵器開発課に行ってくるから。」

芽依「はぁ！？」

雛野「捕まったら後宜しくね。それじゃあ。」

芽依「ちょっ！！（ぷつっ）雛野！！」

つー、つー、つー



芽依「切れてるし…。」

芽依「はぁ…。みにょん、手、空いてる？」



みにょん「ええ…空いてますけど。」

芽依「雛野がバカな事やろうとしてるんだよ…。」

芽依「なんでも、協力者と一緒に兵器開発課へ行くとかなんとか。」

みにょん「！！」

みにょん「今すぐ、止めないと！！」

芽依「あそこは機密エリアだから、普通に行くと捕まる…よね？」

みにょん「ええ。一度軍の兵士に変装した人が会話を盗み聞きしたとかで警備が更に強化されています。」

みにょん「雛野とその協力者が例え変装していたとしても、捕まってしまうのがオチです。」

芽依「詳しいね…？」

みにょん「北軍の詰め所に資料を運んでたらやたらと物々しかったので警備にちょっと話を聞いてみたらそうでした。」

芽依「そうかー…。うーん、取りあえずね…。」

芽依「私とみにょんだけでもかなり不安だし、知り合いにちょっとお願いしてみるね。」

みにょん「分かりました。準備が整ったら連絡をお願いします。」

芽依「うん、分かったよ。じゃ、いってくるね。」

To be continued.....