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私が冒険の旅に出たのは二ヶ月前くらいの事でした。 故郷で遊んでいたときに足を滑らせて海に転落してしまいました。 何故って?驚かされたんです…、そしたらズルッと滑って…。 「次はこっちで遊ぶぞ!ついてこいよ!」 「待ってよー!」 「君たち!そっちは危ないから行ってはいけないぞ!こら!」 「危なくたっていくんだからな!」 「もう!少しくらい待ってよ!!」 「はぁはぁ…、………どこー?」 ガサッ 「ばあ!」 「?!」 ズルッ 「きゃぁぁぁぁぁ!!」 「あ!!」 私はスノップ雪原と言う所で目が覚めました。 ただただ怖くて泣くだけでした。 そんなとき、両手剣を持った人がこちらにやって来て私を助けて下さいました。 「…そろそろアクロポリスに着く。」 「あ、ありがとうございます…。」 「礼には及ばん。気を付けていくんだ。」 そして彼はスッと居なくなりました。 格好いいなぁ…。あの人…。 取りあえず歩いていたら前に見知った影が…。 「雛野!!」 「芽依~!元気にしてた?」 この人は雛野。ドミニオンで私の友達。 昔からこの人は転送室の主任と呼ばれる人の目をかいくぐって私の所に来てました。 出会いはただ単に適当にいじってたら私の所に来ていた、と言ってます。 それ以来一緒に遊ぶようになりました。 よく遊んでる途中に連れ戻されていて寂しい思いをしていた訳ですが…。 「今日はどうしたの?」 「やっと許可が下りたよ!」 「え?」 「これでまた一緒に遊べるね!」 「やった!!」 喜んでから数秒後、 「うぅ…。」 「ど、どしたの?」 「うん、実は…。」 訳を話していたら辺りが眩しくなって気付いたら天使…タイタニアの人がそこにいました。 私は情けない声を出しながら倒れ込んでしまいました。 「芽依、重いよ。」 「う、うるさいー!」 雛野に怒られてしまいました。 「あ、そこの人。お名前は?」 「私の名はみにょん。あなたは?」 「吾輩はドミニオンである。名前はまだ無い。」 ペシッ マジメに答えなかったので叩きました。 「痛いな!わたしを叩く人だったんだ、芽依って。」 「雛野がマジメに答えないからでしょ?」 「もう…。」 あ、そうだった。名乗るの忘れてた。 「申し遅れました。私は芽依。横に居るのは雛野。宜しく、みにょんさん。」 「宜しくお願いします。」 「あ、ドミニオンだからって理由で敵視しないでよ?わたしはそ~いうの嫌いだし。」 「…分かりました。だけど私はあなたの事をよく知らない。」 「あ、そっか……!フレンドになろうよ!」 「え、あ…はい。」 私はその手帳を持っていなかったので登録できませんでしたけど…。 雛野とみにょんさんはフレンド登録をしたみたいです。 「おーい…。僕を無視しないでよ…。」 なんか居ました。 「誰?」 「僕の名前はエミル。君たちは…」 取りあえず話は聞いておきました。 「これは僕からの餞別だよ。」 「あ、ありがとうございます。」 チュートリアルも終わって他の人の話を聞きながら先に進むとぬいぐるみ?が居ました。 …喋った!! 「不思議な所に行きたくない?」 無言で私達は頷きました。 「それじゃ、目をつぶって。」 目をつぶっていたらいーち、にーぃ、さーん…と聞こえてから意識が遠くなりました。 PR |
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